「EC業界」「ネット広告業界」「Webマーケティング業界」への就職・転職を目指している方へ(新卒・社会人３年目くらいの方向け)、私だったら欲しかった情報。を３回に分けて発信したいと思います。
対象となる職種は、「営業」「広告運用者」「エンジニア」「デザイナー」「マーケティングプランナー」等々…。
全職種に共通するテーマを考慮して整理しました。
就職・転職は難しいのでは？何が必要なのか？など、不安を抱えている方にとって、何か一つでも参考になれば幸いです。
今回は、全３回のうちの「第３回目」のコラムになります。
「第１回目」で紹介した「事前に体得しておきたい４テーマ」について、共有します。
【目次】
１．主体性
２．俯瞰力
３．論理的思考力
４．整理力
５．まとめ
１．主体性
自ら率先して「考える」「仕事を探す」「発信」「質問」「行動」する姿勢です。
一番大切な要素だと思います。
少し前の「通販新聞」にも、通販企業が最も求める要素として「主体性」が取り上げられていました。
オフィスや学校などで、「ゴミを率先して拾う」「ゴミに気づく」などを習慣化する事で練習できそうです。
２．俯瞰力
当事者である自分・自社・自チームを「(他人事のように)全体を捉える」力です。
対「クライアント企業」「上司」「他チーム」など、必ず相手がいて仕事は成立します。
相手の意見を聞いて、目の前の事象から「全体最適」を考える事が求められます。
一見関係していない事柄でも、「関係性」や「繋がる要素」を発見する力が必要です。
そのために、「俯瞰力」が重要です。
まずは、日常生活から、「斜め後ろの１メートル上くらいから自分を眺めている自分」を作ってみると良いかもしれません。
３．論理的思考力
「結論」を設定し、結論を構成する要素を「グループ分け」する力です。
まずは「結論」から伝える事を習慣にする事。
次に、結論を構成する要素を(まずは)「３グループ」に分けて整理します。
最後に、結論を構成する各グループの「中身」も３つほどリストアップします。
「中身」は、次の２点を証明します。
１）結論を組み立てる「構成要素(グループ)」が間違いではない事
２）結論を支えている事
４．整理力
「課題」や「調査すべき内容」、「ヒアリング事項」などを整理する力です。
苦手な人に共通するのは「自身のタスク整理ができない」点です。
・やるべき事
・それらの期日と想定工数(時間)
などを、普段から(例えば毎朝)リスト化する事で、誰でも体得する事ができます。
５．まとめ
いかがでしたか？
以上の４テーマは、日常生活から意識して行動すると、日々の業務パフォーマンスに、かなりプラスに働きます。
「スマホひとつでスグ」に答えが分かる。
という便利な世の中ですが、「EC」「ネット広告」「Webマーケ」業界の現場では、簡単に答えが出ない場面がほとんどです。
また「想定違い」は、就職・転職活動に限らず、人生にとって「成長するための道具」として、常にセットで訪れる気がします。
「４テーマ」を体得しておけば、多少高い壁が出現しても自分でクリアできる確率が上がります。また、周囲からもサポートされやすい人物に近づけます。
現実的な話になりますが、まずは、自分一人で挑む姿勢が見えなければ、誰も助けてくれません。
「EC業界」「ネット広告業界」「Webマーケティング業界」への志望動機を考えたり、面接の練習をする事も大事です。
ですが、ぜひ、「４テーマ」を意識して、脳を刺激してみてください。
私も、まだまだ修行の身ですが、今回のコラムが、何か一つでもお役に立てば幸いです。
